1949-06-02 第5回国会 参議院 水産委員会 閉会後第2号
從つてインフレに対して貨幣價値をどう考えて行くかということは、根本問題を解決しない限り、ここで直ちにどうこうするということは根本的には言えない。併しながら成るべくそういう影響のないように、負担能力に耐え得る限りは、二十五年ということは縮めて行きたいと、そういうわけで、一應計算上二十五年とした場合どうなるか、十五年にした場合どうなるか、いろいろ計算してあります。
從つてインフレに対して貨幣價値をどう考えて行くかということは、根本問題を解決しない限り、ここで直ちにどうこうするということは根本的には言えない。併しながら成るべくそういう影響のないように、負担能力に耐え得る限りは、二十五年ということは縮めて行きたいと、そういうわけで、一應計算上二十五年とした場合どうなるか、十五年にした場合どうなるか、いろいろ計算してあります。
從つてインフレなんかにはならない、結局勤労階級の実質賃金を削つてしまうという結果になるのであります。現に、はや今日の交通費でさえも、とても負担はできないというので、二人で一枚のパスを買つて、たらいまわししておつたというようなことがばれて、一万円の罰金を仰せつかつたというような例もありますし、また相当遠距離から通つておる労働者は、とうてい交通費は拂えない。
從つてインフレでないと同時に、デフレ政策はとりません。これがいわゆるディスインフレ政策であります。 第三に所得税について申し上げますが、今の租税制度から申し上げますると、昭和二十四年度の國民所得二兆九百七十億円から考えまして、三千百億円は十分とれると確信いたしております。ただ問題は、それだけの税をとることは過重になるおそれがありますので、最近の機会に税制を改正せんとするものでございます。
つまりそれがために物價と賃金の惡循環は避けられないものでありましようし、從つてインフレも必ず促進される、そう考えております。第三には、これが明年度財政の著しい膨脹を生ずるということも、これも免れないのでありまして、それが健全財政の原則を破壞する危險があります。第四には、六千三百七円という基準そのものに私は疑問を持つのであります。
由來地方税はいわゆる直接税主義を採つており、從つてインフレの進行に伴つて増收しうる税種に極めて乏しいのでありまして、この三つの場合を通じ、この欠陷を補うように努めたのであります。第一の新税目として創設いたしましたのは、次に申上げるようなものであります。
由來地方税はいわゆる直接税主義をとつており、從つてインフレの進行に伴つて増收し得る税種にきわめて乏しいのでありまして、この三つの場合を通じ、この欠陥を補正しようと努めたのであります。 第一の新税目として創設いたしましたのは、次に申し上げるようなものであります。
從つて労働者の方々の中には、いろいろまた問題もあると思いますけれども、これも今は今までとは違つた意味で、國の経済再建はこのときであるというような意味で、十分協力を願えるものと考え、また政府は全力を盡して労働者諸君の協力を求めるというふうなこともいたし、從つてインフレを抑えながら、一面において生産が増強できるようにというところに力点を置いて、勘案をいたしたのでございます。
從つてインフレを招致する。直接税、間接税ともに極度の増徴が、インフレを促進しているということを痛感するのであります。このことを大藏省の先輩、もとの大藏大臣津島壽一氏に話をしましたが、まつたくそれはそうだ。それは一つの公理になつているのである。
しかし逆に貨物の運賃の値上げは、これは反対に物價の基礎である、だから物價を上げて、從つてインフレには旅客運賃よりももつて惡い効果があるだろう。この二つの論拠ともに私は誤りであると思います。
從つてインフレが非常にひどい時代における賣買取引の方法と、又経済が非常に安定して來た場合における賣買取引の方法というものは、そこにおのずから判断をいたします場合に基礎的な條件が違いますので、例えば平常の状態において適当な方法と思われれることでも、現在の状態においては不適當だというような場合も生じ得るのではないかと考えられるわけでございまして、要は経済状態から照らしまして、妥当な賣買取引方法ということになれば
從つてインフレの問題も解決されぬということは、その中に含ませて考えておるわけであります。その意味における重点政策ということは、御承知のように強行いたしておるのでありますが、私どもは健全財政という中に、重点政策、すなわち傾斜生産の考え方もやはり取入れまして、財政もある一点に傾斜しなくてはならぬ。傾斜財政の考え方を入れなくてはならぬというように考えております。
從つてインフレに大きな影響が出るのじやないかというような心配をいたしますので、この点については十分免税点その他について御考慮を拂われることを我々は希望して止まないのであります。
從つてインフレをその面で促進することになりはしないかということをおそれるのであります。またこの場合税納負擔額をもつて特別損失としまして、資本あるいは債券の負擔によつてこれを處理するといたしましても、その結果は金融機關、從つて從來の預金者の負擔を増大せしめ、あるいは國家補償をさらに増加させるような結果にもなります。
赤字を出して行くと、結局それは國民大衆の負擔を更に過重するし、財政の健全性を破壞する、從つてインフレは進み、物價に影響して來るというようなことになりまするから、どうしても國家の赤字を除いて、消費者大衆にも高いけれども負邸をして貰わなければならない。
從つて、インフレの根源を断ち切らなければ、千八百円べースの改訂も無意味なものとなる。 しかるに、現内閣はインフレの根源の芟除について何らの有効な対策も打つてこなかつた。現在もそれに対する何らの準備をもち合わせないかのごとくであります。組閣当初すでに行政整理を問題とし、その緊急対策八項目の中に企業の整備、合理化をうたつておるものの、組閣以來六箇月を経た今日、なおその準備さえもなされていない。
從つてインフレの影響が事業費の膨脹という形となつて急速にかつ顕著に現われてまいります。その反面におきまして、これに對應して収入保險料を増加いたそうといたしましても、それには保險金の最高制限額が頭を押えておりまして、期待通りの増収がはかられない。
あるいは七十億、あるいは百四十億の厖大なる金で、外國から物資を引取るということになれば、日本の物資が豊富になり、從つてインフレ防禦になるという、文化面を離れた財政面から見ても、これは相當に熱を入れてやることが、かえつて健全財政を維持するところがあると私は考えるのでありまするが、大臣はこれに對してどう考えられるか、御説明願いたいと思います。